昔読んで大好きだった小説を思い出しました(^^) [My Life]
昨日のブログで、「お肌のお手入れには、もちろん時間やお金も必要ですが、
『心にゆとりも必要だなぁ・・・』と思いました」と書きましたが、今日、昔読んだ
よしもとばななさんの小説『体は全部知っている』に、「花を買う余裕は・・・心の
何とか」という文言があったことを思い出しまして、久しぶりにその本をひもといて
みました
この本は、私の大好きな小説のひとつで、2人の友人にプレゼントしたこともあります
「花を買う余裕はお金ではなくて心の余裕だといつも祖母は言っていた。」
(吉本ばなな「みどりのゆび」『体は全部知っている』文春文庫、2002年、21頁)
とありました
もう何年も前になりますが、ちょうど私が進路変更をしました直後にこの本に出会い
まして、同じく21ページに書かれている次の文章が心に響き、その後しばらく頑張って
いました間、常に心のなかにありました。(付箋も貼ってありました。)
「突然の転職はやはりきついところもたくさんあるが、根拠があればがんばれるように
思えて、先に進むことにした。こつこつと毎日やっていけば、道は開けてくる。なんにせよ、
バーテンダーになるときに勉強したように、地味な毎日をくりかえしていくしかなかった。」
この本は短編集で、「みどりのゆび」だけ、今日再び読みました
とりあえず当時の目標は達成しましたが、その先で待っていましたものは期待して
いましたものとは違いました今、他のものも再び読んでみると、また違うことを感じたり、
違う文章が心に響いたりするのかもなぁ(^^)